世界遺産 ロルヒのリーメス

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世界遺産に登録されている、バーデン・ヴェルデンベルグ州のロルヒというところにある古代ローマのリーメス。リーメスとは、ラテン語で「境界線」という意味で、中国の万里の長城のような役割をしている防御柵を指す。
 
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古代ローマの地図。矢印で示した、ほぼ直角に曲がっている境界線の角が、ここ、ロルヒである。
 
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ローマの外に向く壁は、できるだけ足がかりとなるようなところはないように作られている。
 
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ローマ側は、このように、登れるように作られている。簡単な柵のように見えるが、かなり太い木が使われている。これが、当時は古代ローマの境界線すべてにあったというから、驚きである。もちろん現在ある物は、後から再現されたものである。
 
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このリーメスのあったところには、そのリーメスに沿って、ところどころにこのような石柱が立ってる。