アウグスティヌス修道院 その1 (9月17日)

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アウグスティヌス修道院の裏門。1505年、ルターはこの門をたたいた。この門の木の部分はもちろん後世のものだが、この石の壁も門の枠も当時のままである。
 
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修道士になることを希望する者は、その決意が本物かどうか試されるために、修道院に隣接する宿坊で生活しなければならない。この宿坊の建物も、当時のままであり、エルフルトの中でも最も古い建物の一つである。
 
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アウグスティヌス修道院の聖堂とその塔。修道士となったルターは、ここで6年間を過ごすこととなる。
 
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修道院の中庭。当時の修道院には必ず中庭があり、それを囲む形で回廊がある。この二階に修道士が寝泊まりする部屋がある。この修道院は、最も多い時でも75人の修道士しかいなかった、ということから、比較的小さな修道院であることがわかる。
 
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展示されている当時の修道士の部屋。狭い部屋で、粗末な寝台がある。
 
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ルターの部屋。彼の著作の中の言葉から、間違いなくこの部屋をルターは使用していたことが明らかとなっている。
 
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ここにも、ルターの書き込みのある本が展示されていた。
 
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展示されている鐘も、ルター当時のものである。一説によると、エルフルト大学の図書館で聖書を読んでいるとき、響いてきたこの鐘の音を聞いて、ルターはこのアウグスティヌス修道院に入ろうと決意したという。
 
 
アウグスティヌス修道院 その2 →つづく